株式会社博報堂(本社:東京都港区、代表取締役社⻑:⽔島正幸)の専⾨組織・博報堂⾏動デザイン研究所は、デジタル時代の⾏動デザインモデル「PIX ループ™」を活用し、15〜69 歳スマートフォン保有の男⼥1,000 名を対象に、コロナ禍において生活者の意識がどう変化したのかを調査しました。
それらの結果を『withコロナ時代の行動デザイン予報2022』としてご紹介いたします。
【調査結果のポイント】
コロナ禍による行動欲求、意識の変化
●全年代で、安全・損失回避・簡便を求める「安心系欲求」は高い傾向。
●10代男女で「慎重な行動や自粛の継続」の支持が他年代と比べて高い。
●もともと10代女性で高い数値を示す優越系欲求(独占欲、競争欲、顕示欲)/同調系欲求(追従欲、一体欲)の回復傾向が見られる。
コロナ禍による新しい生活様式がもたらした人生観や考え方の変化、デジタルライフの浸透
●人生観や考え方の変化として「とりあえず今を乗り切る」が全体で36.9%と最多。10代が特に強い傾向。次いで「柔軟に対応できるように準備や行動をしたい」が続く。
●19の情報行動ジャンルにおいて「デジタルのみで体験したい」との解答が優位なものは無く、10代もほとんどのジャンルで「デジタル/リアルの使い分け」を支持。60代においては、利用したことが無いとの回答が多いジャンル(「恋愛」「子ども関連」等)に対するデジタル体験への関心や利用意向が高くみられる。
博報堂行動デザイン研究所は、生活者の情報行動や欲求を捉えた「実際に人が動く」行動デザインを標榜、ソリューションを提供しています。今後も変わりゆく生活者の行動を研究し、生活者を動かせるマーケティング活動をサポートしてまいります。
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