2022.06.23

日本の伝統文化とNFTは融合するか
「御朱印NFT」の実証実験から見えた新たな可能性

博報堂行動デザイン研究所は、三重県明和町・竹神社の御朱印をデザインしたNFTを、紙の御朱印を授けられた方に無料で配布する実証実験を実施しました。

これまで観光の体験価値はリアルな場で生まれることが前提でしたが、これからはデジタル技術も複合的に活用しながらリアルな観光の体験価値をさらに高め、新たな観光需要を生み出していくことが地方創生の観点からも重要になってくるはずです。神社の参拝証明であり今若い世代の間でも人気を集めている「御朱印」と、ブロックチェーンの技術を用いてコンテンツの複製を防ぐNFT(非代替性トークン)を組み合わせた「御朱印NFT」の受容性と、リアルとデジタルを融合した新たな地方創生施策としての有効性を検証しました。

人と人とをつなげ、思いと思いをつなげる技術としてのNFTの可能性を、今後も探っていきます。

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